白馬岳山行 2022.8.18,19

天狗山荘テント場の予約がとれた。なんと五竜山荘テント場の予約もとれた。猿倉から不帰を抜けて五竜経由でエスカルプラザまでを歩こう!いろいろ考えて、車はエスカルプラザの駐車場。無料のシャトルバスで八方インフォメーションセンターへ。そこから猿倉まで路線バスに乗って移動!

考えたとおりに猿倉荘に到着。全て予定通りだ。しかし、凄まじい雨だ!時々サイレンが鳴る。天気予報も良くない。なんと土曜日が悪い。そこで苦渋の決断。天気の良い明日にかけて白馬岳の日帰り山行へシフトです。二つの山小屋にキャンセルの連絡を入れました。電話口では状況を理解してくれての神対応「土曜日がねぇ」と。悲しいけれど、そんな対応に救われた気分です。

翌朝は暗い内に出発です。すでに朝食を食べている方達がいて驚きました。小屋のスタッフが荷物の預かり手配をしてくれて、この丁寧さにもびっくりでした。感謝です。

ヘッドライトを点けてのスタートです。ここのところ連続でなんだか慣れた感じです。気のせいかライトが暗くなったような。バッテリーも疲れてきたかな。

白馬尻の辺りまで来るとすっかり明るくなりました。小屋はありませんがトイレは整備されていました。

日が差して周囲の山々が光り始めました。

白馬大雪渓です。軽アイゼンを付けて歩きます。

雪面はかなり硬くなっていて、場所によっては凍結してツルツルです。装備がないと危険です。

雪の上を吹き抜ける風は冷たくて夏は快適です。

硬く締まっていてアイゼンがよく効いて歩きやすいです。

振り返ると多くの人が登ってきます。

雪渓を抜けて岩場を進みます。まだまだ花がたくさん咲いていました。

早い時間に出発したので人はわずかです。ちらほらと下りの人ともすれ違い始めます。

頂上のすぐ下で救助の場面に出くわしました。訓練ではないので異様な緊張感が伝わってきました。

白馬岳山頂です。さすがにいろんな方向からここを目指してきた人たちで賑わっていました。

360度の大パノラマです。

三山から唐松、五竜へと続く稜線もきれいに見えていました。

小屋に立ち寄って、恒例となりつつあるバッチを購入しました。そして、営業前の喫茶室で休ませてもらいました。快適空間です。若いスタッフが気持ちよさそうに仕事をしていました。

今回は三山が連なるバッチです。見事にはまって3つお買い上げです。

さぁ、下山です。チングルマはすっかり綿毛です。登ってくる人の数もずいぶん多くなりました。まだ経験の浅い人が多いと感じました。登りで足下しか見ないで登ってきます。前を見て!と言いたくなりました。すれ違いで滑落という事故もあります。なかにはぶつかってもかまわず突き進んでくる人もいて驚きました。なんと、早い時間にご飯を食べていた方とも遭ってびっくりしました。

雪渓の下りはなかなか苦労汲ました。雪が日に当たってくさりはじめ、軽アイゼンの小さな爪では制動力不足です。なんとかリズムに乗って駆け下りました。

猿倉荘までくるとタクシーの運転手さんに声をかけられました。何が言いたいかはすぐに分かりました。運良く4人集まったのですぐに出発です。バスの待ち時間が1時間ほどあったのでラッキーでした。

タクシーでエスカルプラザまで行ってもらいました。そして、十郎の湯へ。ここは運転手さんのお勧めです。なかなか気持ち良かったです。湯上がりにラムネを飲もうとしたら飲み方が分かりませんでした。親切なおばちゃんに開けてもらいました。炭酸が吹き出して大騒ぎでした。

白馬岳 なくなくキャンセル 共感に救われた 大雪渓気持ちいい 荷物が軽いといいね タクシーの運転手さん登場 よくしゃべるなぁ 何言ってるかは分かりにくい でも、いいおじさんだ 十郎の湯 ラムネ蓋開けて! 歳かなぁ 珍道中でも一緒だから

またまたありがとう いつかは不帰 天狗山荘 五竜岳