阿弥陀岳山行 南陵~御小屋尾根 2022.6.18
阿弥陀岳を歩いてきました。
土日となると八ヶ岳の登山口は大賑わいですが、船山十字路の駐車スペースは比較的空いていました。
ほとんどの人が御小屋尾根に向かいます。当たり前か。自分達は南陵へ向かいます。
途中の阿弥陀聖水で水を汲んでいる方に遭いました。「ここのね、水はいい」「藻が生えないんだよ」と説明してくれました。なんだか分からないけど、良さそうな感じがしました。帰りに汲んでいこう!そう決めて通り過ぎました。
南陵へと続く道は不明瞭で分かりにくく、踏み跡も多く、迷いました。おそらく大量の水が出て流されたのでしょう。沢を越えるとはっきりとした道が現れました。
旭小屋の社にも立派な御柱が立てられていました。
みどり池では見ることができなかったクリンソウもしっかり花を付けていました。
小屋からしばらく進むと急登が始まります。
展望のない尾根をひたすら登ります。
立場山山頂です。何も見えません。山渓の地図では立場岳2370mと書かれています。
青ナギです。一気に周囲の展望が開けて気分が高揚します。正面に阿弥陀岳の岩場が迫ります。右手にはキレットが見えます。
阿弥陀が迫ってきました。
ハーネスを付けてヘルメットをかぶります。久しぶりの装備に戸惑います。そういえば反対に付けたりしたなぁなんて、過去の出来事に笑いました。
浮き石が多く落石に注意です。
自分達だけだったので気分は楽でした。
山頂にいる人たちの声が聞こえ、姿も見えるようになりました。頂上まであとわずかです。
阿弥陀岳山頂です。山頂は大勢の人で賑わっていました。やはり八ヶ岳は人気の山です。主稜線に出ると人の多さに驚きます。
そうだ、せっかくだから御小屋尾根を降りよう!阿弥陀聖水のことはすっかり忘れ、懐かしい摩利支天の記憶でいっぱいになりました。ソールが剥がれたり、色々なことがあったなぁなんて。
阿弥陀直下はなかなか急な岩場があって緊張します。
御小屋尾根も急な尾根です。一気に標高が下がります。ザイルを使って懸垂下降をしている感じです。
急な岩場を過ぎると、まるで花畑のような所がありました。古びた記憶を総動員して怪しい花の名前を口走っては自分を納得させようと努力しました。後で見るとかなりデタラメでした。
御小屋山です。なかなか長いルートです。さすがに登り坂が出てくると心身ともにきつくなってきました。
船山十字路です。「やった」と、やった感のある充実した気持ちになりました。朝よりも車は増えた感じですが、それでも余裕があります。静かな山歩きにはお勧めです。きついですが。
阿弥陀岳 阿弥陀南陵 御小屋尾根 急登 きついね 楽しい岩場 山頂にひょっこり登場の優越感 おいっハーネス付け方は そういえば反対 ソール剥がれたね2回目 やったね最高 また歩けた南陵 一緒だ ありがとう 下山は初ルートだ!