岩殿山 山行 2021.10.9

岩殿山を歩いてきました。10月も半ばに近づいたというのに夏日が続いています。天気予報ではこの週末も良い天気で暑くなるということです。新型コロナウイルスの感染状況は山場を超えたという感じで街は賑やかな感じになってきました。

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登山口近くにある岩殿寺の駐車場です。山の中の静かなお寺です。到着して駐車場の大きいことに驚きました。しかも、一カ所では無く第2駐車場もあります。今日は利用者はほとんどありませんでした。

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登山口にはすっかりおなじみのイラストマップが掲げられています。集客効果が高いんだなぁと感じます。

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道の反対側にも案内図があります。修験の道として昔から訪れる人が多かったのでしょう。

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舗装された道路は民家が途絶えるとすぐに未舗装の道になります。

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大きなアケビの実がなっていました。木の実の元には動物たちが集まるようでピーク時間が過ぎた食道のような雰囲気を感じました。

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平らな林道が続きます。のんびり歩いていると突然茂みから鳥が飛び立ち驚かされます。おそらく近くに巣があるのでしょう。大きな音を立てて自分に注意を向けるように飛び立つのでびっくりです。帰りも同じ場所でもう一度びっくりしました。

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しばらく進むと道が細くなり傾斜が急になります。

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鉄パイプを組んだはしごも登場しました。

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大きな岩も目立ち始めます。

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岩に祠が祀られています。水の恵みを得ようと雨乞いが行われたようです。

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修験の道です。

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尾根に出ると奥の院があります。

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大きな岩に囲まれるように祠があります。

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祠の脇から更に進むと岩を登れるようにロープが付けられています。

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岩と岩の間は狭くてやっと通れるくらいの広さです。リュックの脇に付けた熊対策のスプレー缶がひっかかって落ちました。

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岩の上に出ると展望が開けます。岩場を歩いて更に奥を目指せますが一般登山道はありません。先に登っていた人が一人いて、あっちに行くの?と声をかけられました。山頂がどこなのかもわからなかったのでいい加減な答えしかできませんでした。

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どうやら山頂は少し戻った方だということが分かり、あっちには行きません!と時間差攻撃のような返事をして登山道に戻りました。

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細い尾根を歩き小さなアップダウンを越えて歩きます。

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結構急な絶壁も出てきてなかなか楽しいコースです。

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先日の小熊山で体験したドドドドと地響きのような足音をここでも体験しました。そして鼻息のような息づかいも。これは間違いなく獣の威嚇だと感じました。こちらが手を叩くとそれに合わせるかのようにドドドド。また手を叩くとドドドドと地響き。スプレー缶の安全装置を外して緊張しながら進みます。しばらくすると獣たちの気配は無くなりました。

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岩殿山の山頂です。あまり広くは無い山頂です。周囲は木々に囲まれていて展望はありません。

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かわいらしい案内表示がありました。

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しばらく下った岩場から周囲が見渡せました。

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下山して駐車場に戻りました。自分たちの車以外停まっていません。自転車で走るルートになっているのでしょうかたくさんの自転車が通りました。熊鈴を鳴らしながら歩く自分たちをなんだろうという感じで珍しそうに眺めていました。

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この日は手打ちうどんと栗ご飯のセットをいただきました。

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こしのある手打ちうどんは食べ応えがあります。山の栗も香りが最高でした。ごま塩をかけすぎて帰りの車で喉がカラカラお腹カポカポになりました。

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