鍋倉山BC 2022.3.30

もう目が閉じそうな時間にメッセージが届く。彼からの連絡はいつも突然だ。今晩からはゆっくりできそうです。よかったら山に行きませんか!

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急遽BC山行が決まった。朝になって車に二人の荷物を積みながら、彼はまだどこに行くか迷っている。標高の高い白馬かブナの森の鍋倉を提案し、二択なんだけど。シーズンに何回行かれるか分からない彼には重い選択だ。迷って迷って高速のIC手前で鍋倉に決まった。

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温井の除雪終了地点に到着するとすでに7台ほどの車が停まっていた。さすがに県内ナンバーの地元ばかりだ。

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暑い!風は無くて日差しは強い。雪は思ったより締まっていていい感じだ。途中で年配の方達のパーティーを追い越したくらいで森の中は空いていて静かだ。木々の芽吹きはまだまだ。ブナも静かに雪解けを待っている感じだ。途中で大きな動物の足跡を見つけた。もしかしたら熊かも!?いよいよ動物たちも動き出す時期だ。

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山頂には先客が2人いた。2人とも単独で1人は新潟方面から1人はすでに一本落として登り返してきたらしい。周囲の山や海がきれいに見える。

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いよいよドロップ。雪面は締まっている。表面はコーンでよく走る。快適だ!

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自分たち以外には登る人も滑る人もいない。貸し切りの森だ。

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森を抜けると明るい雪原だ。暑い日差しと平らな斜面。ヘルメットの中を汗が流れる。

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久しぶりにBCを楽しんだ彼。初めての鍋倉にとても嬉しそうだ。そして、明日もどうですかなんて突然の話をもちかける。

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帰り道、中野の町で唐揚げ定食をいただいた。地元の方達でとても賑わっていた。お腹がいっぱいになって、とても満たされた気持ちになった。彼も満足したようで明日の話はうやむやになった。

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中野から小布施、菅平を抜けると彼が通勤で通った大門峠だ。よくも毎日通ったものだと感心した。

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鍋倉山BC 連絡は突然やってくる どこに行く? だいたい動き始めてから決まる 天気は最高! コーンスノー 静かな森 山鳥 唐揚げ定食 事故に遭遇 彼は2人の父になる 人事異動 新しいスタート あっ俺も

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