栂池高原 2021.2.21

今日こそは天狗原！そんな思いで栂池高原スキー場へ。昨日に引き続き賑わっている駐車場、そろそろ一杯という勢いです。長野県民割りの効果かイベントの効果か、活気に満ちています。

でも、残念ながら強風は今日も吹き荒れているようでゴンドラは中間駅までの運行。しかも、栂の森ゲレンデのリフトは運休です。ゴンドラを待つ人の列はハイシーズンなみの混雑で長く続いています。中間駅からはリフトを乗り継いで上部を目指すのですが、そこにもリフト待ちの列が。やっとリフトに乗って次のリフトにたどり着くと、更に長いリフト待ちの列です。

二日連続で天狗原登行は断念。テンションが一気に下がってやりきれない気持ちになりました。人の力ではどうにもならない自然現象や工夫や努力を重ねて集客を行うスキー場に対する苛立ちさえ覚えました。そして、そんな感情は周囲の人の心を苦しめ最終的には自分自身をも苦しめるという当たり前の循環を嫌というほど味わいました。ホワイトアウトした心の中で完全に道を見失いました。今日の栂池はある意味かなり厳しい山行となりました。単独では無く、人と「一緒に歩く」ことは単なる形態だけの問題では無く心の問題なんだと痛感しました。今日は独りよがりの途中撤退。逃げる場所の無い自己嫌悪の中で、歩くことからは撤退しない。まだまだ歩き続ける、一緒に。心の中でそう繰り返しました。

栂池高原㉒　強風の栂池　ゴンドラ中間駅までの運行　リフトに長蛇の列　長野県民割り　途中撤退　自己嫌悪　一緒に歩く　まだチャンスはある　CamoxFreebird