樅沢岳 双六岳 山行 2022.10.1,2

樅沢岳と双六岳を歩いてきました。新穂高温泉の駐車場に着くと無料の駐車場は既に満車になっていました。有料駐車場に車を停めて出発準備です。翌日までの駐車で1000円でした。おじさんが16時までに帰ってきてねとしきりに言っていました。

駐車場横にあるトイレによって出発です。ここはあちこちの山への玄関口、登山者で賑わっていました。

林道をしばらく進むとゲートがあって登山道が始まります。以前立ち寄ったホテルは既に営業をやめているようで少し寂しく感じました。

林道を進むと笠新道の入口が出てきます。更に少し先に行くとわさび平小屋に着きます。子熊の目撃情報がありますので気になる方は小屋に泊まってください!という案内がありました。って言われたら気になるなぁなんて思いました。

飽きるほど林道を歩くと登山道の入口に到着です。いよいよ本格的な山道です。

大きな石畳のような岩の上を歩くような道が続きます。

単調な登りが長く続くのでなかなかこたえます。気温も高くなり汗が流れます。

振り返るとずいぶん登ってきたことがわかります。

鏡池に到着です。少し雲が多くなり始めました。

鏡平山荘です。突然スピーカーから大きな声が聞こえてびっくりしました。今時の山荘は食券と呼び出しで観光地の食堂みたいです。

山荘を過ぎると弓折乗越への登りです。ここら辺まで来ると疲れがたまってなかなかしんどい時間帯です。雲が多くなって風が冷たくなってきました。

弓折乗越です。槍や穂高の頭に雲がかかってしまいました。風が冷たくなってジャケットを羽織りました。

乗越からは小さなアップダウンを繰り返しながら下る感じです。

目の前に双六小屋のテント場が見えてきました。遠くに見えるテント場はかなりの数のテントが張られている感じです。すごいなぁと少し不安になりました。

テント場に到着です。遠くから見た通りかなりのテント数です。空いている場所を見つけてテントを設営しました。

山小屋でテントの手続きをして樅沢岳を目指します。下から見て頂上だと思ったピークは近づくと頂上では無く偽ピークでした。

樅沢岳の山頂です。ガスが多くなってあまり展望は楽しめませんでしたが、いつかは登りたい!そう思っていたピークに立つことができました。

山荘とテント場が見えます。そして明日登る双六岳です。

テントに戻るとずいぶん数が増えていました。すぐ隣にも若者達がテントを立てたようです。この日の夜はかなり冷え込みました。ポリゴンのシュラフは選択ミスで寒かったです。ナノパフを着て更にカッパも着てそれでも寒かったです。ただそれよりも隣のテントの騒ぎとすごいイビキにびっくりしました。

朝はヘッドライトを点けてのスタートです。冷え込んで水場の流しが凍っています。トイレは渋滞が発生しています。トイレを済ませて出発です。

日の出までに山頂に到着しました。既に多くの登山者があちらこちらにカメラをセットして日の出を待っていました。

双六でのご来光です。言葉を失います。

なにか荘厳な儀式のような清冽とした空気に包まれます。

時間の流れが緩やかになり光が溢れます。

はるか力の及ばない自然の前では素直にならざるを得ません。

凜とした空気の中に明るさと暖かさを感じます。

言葉を探そうとしても見つからず、素晴らしいが精一杯。そんな中を進みます。

小屋まで戻って下山準備です。隣のテントの若者達も戻って朝食をとっているところでした。

下山は槍を見ながらの贅沢な下山です。目の高さと同じくらいだった槍ヶ岳が徐々に高くなります。

紅葉もずいぶん進んできました。

鏡池からの槍穂高です。今日は晴れ渡ってとても綺麗でした。

途中で足を滑らせて転倒しました。ツアー中のガイドさんが走り寄って起こしてくれました。事故は何も無いような場所で起きます。注意しないといけません。わさび平小屋まで戻ってくると里が近くなったと感じます。

下山後、平湯バスターミナルに寄ってお昼を食べました。以前立ち寄ったときとは違って賑やかな観光地のイメージでした。ソフトクリームを注文するとすぐに出てきてびっくりしました。

やっと登ったぞ樅沢岳 双六岳は感動の山 無料の駐車場は既に満車 有料駐車場もあとわずか 1000円の駐車代は良心的 だらだら長い登り坂 おじさん、ト、トイレ テント場はいっぱい テントでは声をおとしてね 「ボーとって!」 レベルの違うイビキ トイレは並んで 凍り付く夜 夜明けのドラマ 槍と歩く 滑って転んで 温泉お預け すまんな 一緒に見られた感動ドラマ また進める 最高だね ありがとう