鳥海山BCその2 大平ルート 2022.5.4

大平山荘での朝食をお弁当にしていただき、早起きして朝食です。宿には電子レンジも設置してあるので温かなご飯が食べられます。食事を済ませ早めに宿を出ました。宿から車で10分程の駐車スペースに車を停めてハイクアップスタートです。駐車スペースには他の車は1台もありません。そうか、ブルーラインが通行止めになっているんだ!

誰もいない静かな鳥海山を登ります。風は穏やかで振り向くと日本海が綺麗に見えます。今日はいいぞ!大きな鳥海山の貸し切りだ!

標高が上がると風が冷たく感じられます。前方に綺麗な雲が見えます。どうやらかなりの風が吹いているようです。

御浜小屋手前辺りから風が強くなります。雪面も風に叩かれてかなり硬くなっています。

風をよけようと小屋の裏側に回りましたが関係ありません。耐風姿勢をとっていないと飛ばされそうになります。いえ、飛ばされました。スキーもストックも持って行かれます。

シールを剥がしたりする余裕もありません。そのままの体勢で撤退です。

シールを付けたままの下り斜面のトラバースはかなり神経を使います。しかも、カチンコチンの急斜面。命からがらの撤退です。

風が弱くなる場所まで戻ってドロップの準備をしました。

標高を落とすと風は弱まり快適です。下るにつれて人影が多くなりました。駐車スペースまで戻ると朝とは別の場所のようです。すっかり満車状態になっていました。どうやらブルーラインが解放されたようです。

速かったのですが、宿に戻って温泉につかりました。お掃除のおばちゃんが湯加減を見てくれました。お風呂からあがってお昼ご飯と観光で秋田まで出かけました。携帯にメールが届いてびっくり。諏訪ナンバーのあの車はchamokichiさんでしょうと。同じ諏訪ナンバーの車に乗る若者からでした。やはり御浜小屋で飛ばされそうになり撤退したらしい。明日は祓川から挑戦するとのことでした。再び宿の駐車場に戻ると隣は大阪ナンバー。もう4泊目、でも鳥海山に登れてないと言う。明日は天気が良さそうですよと言ったら、明日は大阪に帰るとのこと。鳥海山は難しい山だと思う。海に面した独立峰は天気が荒れる。そういえばいつかは宿に缶詰だったなぁ。明日は晴れますように。

鳥海山BC 大平ルート 朝食はお弁当 早く出よう 駐車スペースはガラガラ 強風の御浜小屋 飛ばされた 海に向かってドロップ 宿のおばちゃんサービス満点 秋田までお昼を食べに  えっ、あなたも来てたの 大阪から来たのに、遠いのよ 明日は天気

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