RICOH WG-M1の減光対策

2015年だから、もう7年も前になります。スキーに使えそうなタフなカメラが欲しくてWG-M1を購入しました。明るいレンズと広い画角。防水性能と耐衝撃、耐寒性能となかなかいい感じ。スタイルも面白いし、リコーブランドだ。愛用のGRとバッテリーも共用できる。

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新しい相棒を持って早速雪の中へ!使ってみると、ON,OFFのスイッチ操作の面倒さやモニターの見にくさホールドのしにくさと色々な課題を感じた。でも、まあまあ満足かなと帰宅。ところが、帰宅後に画像データを見て愕然!露出オーバーで白飛びなんてもんじゃ無い。画角の問題だろうか?どうやら、そうでは無くてカメラの能力の問題のようだ。サポートに確認するとISO感度は100.レンズはF2.8。晴れた雪山では明るすぎるとのこと。

①写真モードで撮影

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②写真モードで撮影

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まあ写真モードなら全く見られないものでもないが厳しい。しかし、動画モードとなるとさらに厳しくなる。スキーでは動画撮影の機会が多いのでこの状態ではチャンスを捉えられるか信用できない。

③動画モードで撮影した画像から切り取り

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フィルターはないものか。どうやら、そういったものは無いらしい。といしうことで、箱に入れて押し入れに!それ以来スキーや山ではGoproの使用が多くなった。そんなゴープロも疲れが見えはじめ、バッテリーやメモリーカードエラーが発生。カメラについて考え始めた。

④動画モードで撮影した画像から切り取り

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ふと、目にとまった減光用シート。もしかしたら使えるかもしれない。値段もこれならダメもとだ。

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カメラのフィルターを外し、ND9のシートをレンズに合わせてカットして載せた。レンズは平らなので加工はしやすい。ただ、保護用のフィルターは魚眼レンズのようになっていて上からかぶせるとシートがシワになる。

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まあいいか!早速雪の中持ち出してみた。

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これが思ったよりいい感じだ。快晴の雪山でばっちり光を制御している。これなら十分信頼して使うことができそうだ。

⑤写真モードで撮影

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⑥動画モードで撮影した画像から切り取り

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ただ、明るい雪山ではモニターは見にくい。しかも、動画を撮影している最中に省エネで消える。ON.OFFは相変わらず使いにくい。厚いグローブして使うことなんか想定していないのね。今回はスイッチはONにしたまま使用。録画ボタンで即撮影開始で使いました。半日なのでバッテリーは余裕でした。7年ぶりに現役復活のWG-M1です。

⑦動画モードで撮影した画像から切り取り

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RICOH WG-M1 減光フィルター RENIAN写真照明ニュートラルデンシティジェルフィルターシート 7年ぶりの現役復帰