四阿屋山・冠着山 山行 2021.5.29
四阿屋山を目指して筑北村に向かいました。村にある坂井小学校を目指していけば、登山口にたどり着けそうです。それらしき林道を見つけ、ゲートから侵入。進むにつれて道は荒れて、落ちた木の枝が車の下に入り込み音を立てます。どうやら道は違うらしい。
里山は本当に難しい。登山口を探して何回も同じルートを行ったり来たりしました。そうこうしているうちに登山口の看板を見つけました。でも、行きたかった登山口とは違います。冠着荘という施設の近くの登山口です。
とにかく登山口にたどり着けたので一安心。早速、出発準備です。
登山道は大きな木が生い茂る深い森になっています。踏み跡は薄く、あまり多くの人が入った形跡はありません。急登のガラガラした沢を登る感じです。
しばらく登ると尾根に出ます。風が通り爽やかです。
木漏れ日が夏の雰囲気を高めます。
山頂には神社が祀られていました。
山頂です。周囲は木々に囲まれているため展望はよくありません。所々下の町が見られます。
ブナの原生林は村指定の天然記念物とされていました。
自分たちの他に登山者はなく、とても静かなブナの森でした。
下山して町に出ると目の前は冠着荘です。冠着山は近いのかな?!と自然に考えます。近くに直売所と公衆トイレがあったので立ち寄ると案内の看板がありました。冠着山は近くです。時間にも余裕があります。
ということで、自然な流れとして冠着山に登ることになりました。駐車場に着くと車が2台停まっていました。こちらは登山者がいるようです。
気持ちの良い登山道をのんびり歩きます。
やわらかな地面と木陰の道がとても快適です。
山頂は開けた明るいスペースになっていました。子どもを連れた家族と単独の女性の2パーティーと行き合いました。
女性は持参したバーナーを使って食事の準備をしていました。
穏やかな夏の昼下がり。ゆったりとした時間が流れていました。
さっきまでいた、四阿屋山も見ることができました。
下山して地元のおそば屋さんに立ち寄ると既に閉店準備中です。のぼり旗を片付けていた女性に声をかけると、天ぷら以外ならとお店に入れてもらいました。
とろろそばとお稲荷さんのセットをいただきました。
真っ黒な細切りの蕎麦でした。お稲荷さんは温かかったです。
帰りにはわざわざスタンプカードを作って、日付は明日にしておいたから、また来てねと渡してくれました。いやぁ、冠着山も登れて良かったなぁってしみじみ思いました。
四阿屋山 冠着山 屋が入る四阿屋山 やっぱり冠着山も 登山口はどこ 里山はアプローチが大変 お腹に枝が刺さった お蕎麦だけよ