大明神岳山行 2020.11.21
鹿教湯温泉を包み込む山並みの一つ大明神岳に登りました。実は「富士山」を目指したのですが、準備不足でここにしました。
林道を進むと道の脇に数台停められるスペースがあり車を停めました。特に駐車場というわけでは無く、これ以上車で進むのは危険かなと感じたからです。
しばらく林道を進むと登山道入り口の案内がありました。
しかし、踏み跡は薄くあちこちに広がっています。コースを示す赤テープを頼りに森に入りました。どうやら間違っていたようで、すぐにルートから外れてしまいました。ぬかるみにはまり泥だらけになったり、藪を抜けたり、急斜面をよじ登ったりとバリエーションルートの登行です。
時々開けた場所に出ます。でも、また藪や急斜面という繰り返しです。
なんとか登山道に合流すると頂上直下の急斜面になりました。
山頂です。「やぁ、良かった」と自然に声が出ました。
下りは登山道をと歩き始めましたが、すぐに見失いました。藪こぎをしながらさまよいました。藪の中で長年使ってきた熊撃退スプレーと熊よけの鈴を落としてしまいました。
やっとルートに戻ったときにはほっとしました。
里山の難しさと楽しさを改めて感じる素敵な山でした。帰り道、熊撃退スプレーを購入しました。